未解決事件・失踪

「未解決事件・失踪」に関する記事の一覧です
記事件数:16 件

グリコ・森永事件――「かい人21面相」は144通の手紙で警察を笑い、一度も捕まらなかった。お菓子を人質にした劇場型犯罪を完全解説
1984年3月、江崎グリコの社長が自宅から連れ去られたのを皮切りに、「かい人21面相」は食品会社6社を脅し、144通の手紙で警察を挑発しました。店頭の青酸入り菓子、2度現れたキツネ目の男、そして2000年の時効まで。未解決のまま終わった劇場型犯罪と、残された教訓を振り返ります。

世田谷一家殺人事件――指紋も、血も、服も残していった。それでも25年、犯人の名前だけがわからない
2000年12月30日の夜、東京・世田谷区上祖師谷の家で一家4人が殺害された世田谷一家殺人事件。犯人は指紋や血液、服や靴まで大量の遺留品を残しながら、25年以上たったいまも特定されていない。警視庁の公開情報と報道をもとに、事件の経過、遺留品、DNA、時効廃止までの流れを事実だけで振り返る。

教会で死んでいた「名もなき放浪者」に、44年ぶりに名前が戻った――鍵に刻まれた通りの名が導いた化学者は、タイレノール事件とつながるのか
1982年12月、アイダホ州ボイシの教会で亡くなっていた身元不明の男性「アンノウン・ワンダラー」の名前が、2026年9月にわかった。鍵に手彫りされた通りの名前から化学者マシュー・ベトコウスキーにたどり着いた経緯と、同じ年のシカゴ・タイレノール事件との「つながり」とされるもの、つながらないものを整理する。

最後の言葉は、数字だった――アメリア・イアハート失踪89年と、ラグーンに写る14メートルの影
1937年7月2日午前8時43分、太平洋の真ん中で、一人の女性パイロットが無線にこう吹き込んだ。「われわれは157/337の線上にいる」。それが、アメリア・イアハートの最後の確認された言葉になった。以来89年。2026年10月、16人のチームが南太平洋の無人島ニクマロロへ向かう。衛星写真に写る長さ14メートルの影が、彼女の機体なのかを確かめるために。事実と諸説を分けてたどる。

森から来て、戻らなかった足あと──ドイツ最大の未解決事件「ヒンターカイフェック」
1922年3月31日の夜、ドイツ・バイエルンの孤立した農場で6人が殺害された。事件の前、雪の上には森から農場へ向かう片道だけの足あとが残されていた。そして事件のあと数日間、犯人と思われる人物はその家で寝起きし、家畜に餌をやり続けていた。100人以上が疑われ、有罪はゼロ。104年たったいまも未解決の事件を、事実と諸説に分けてたどる。

薬のフタの「アルミの封」はこうして生まれた 1982年シカゴ・タイレノール事件、44年目の未解決
1982年秋、シカゴ郊外で健康な7人が市販の解熱鎮痛剤を飲んだ直後に亡くなった。何者かが店の棚の薬にシアン化カリウムを混ぜ、そっと戻していた。犯人は44年たった今も特定されていない。だがこの事件は、世界中の薬の包み方と法律を永久に変えた。

灯台守が三人まるごと消えた フラナン諸島の灯台、1900年12月15日の空白
1900年12月、スコットランド沖の孤島フラナン諸島で灯台守3人が同時に消えた。灯台の中は完璧に片づき、光だけが11日間消えていた。監督官ミュアヘッドの報告書が示した結論と、後から詩人と雑誌が書き足した「食べかけの食事」「異常な日誌」の正体を、事実と創作に分けて追う。

消えた植民地ロアノーク 木に刻まれた「CROATOAN」の一語と、117人の行方
1587年、新大陸ロアノーク島に入植した117人。3年後、総督ジョン・ホワイトが戻ると集落は解体され、人だけが消えていた。残されたのは柱に刻まれた一語「CROATOAN」。同化説・干ばつ・発掘された遺物から、アメリカ史上最大の謎を事実と諸説に分けて追う。

タマム・シュッド事件――浜辺の紳士は誰だったのか、74年後にDNAが出した答え
1948年、オーストラリアの浜辺で身元不明の紳士の遺体が見つかった。服のラベルは切り取られ、ポケットには「終わった」という意味のペルシャ語の紙片と、誰にも解けない暗号。74年後の2022年、デスマスクの髪の毛のDNAがついに一つの名前を差し出した――だが、彼がなぜ死んだのかは、いまも分かっていない。

90秒の怪人 ― 全米が震えた「マックス・ヘッドルーム」電波ジャック事件
1987年、シカゴのテレビ2局が何者かに電波を乗っ取られ、マスクの男が現れては消えた――犯人も動機も不明のまま時効を迎えた。ネット時代に「史上もっとも不気味なテレビハック」と呼ばれる未解決事件を、事実と諸説を分けてたどる。

20万ドルと消えた紳士 ― D.B.クーパー、迷宮入りした唯一の空中ハイジャック
1971年、旅客機を乗っ取り20万ドルを手に嵐の夜空へパラシュートで消えた男「D.B.クーパー」。米史上ただ一つ未解決の空中ハイジャックの全貌と、2026年の新展開、そして事件が航空保安を変えた理由までを追う。

ブラック・ダリア事件――79年解けない未解決と、報道が奪った「彼女の名前」
1947年ロサンゼルスで起きた「ブラック・ダリア事件」。被害者エリザベス・ショートの死は全米を騒がせ、79年たった今も未解決のままだ。192人の容疑者、犯人を名乗る手紙、過熱する報道――事実と諸説を分けてたどり、報道倫理と被害者の尊厳、そして証拠保全の大切さを見つめ直す。

内側から切られたテント――9人全員が死んだ「ディアトロフ峠事件」の謎
1959年ソ連ウラル山脈で、9人の登山者がテントを内側から切り裂いて逃げ、全員が死亡した「ディアトロフ峠事件」。押しつぶされた胸、消えた組織、衣服から出た放射線——イエティ説からKGB説まで渦巻いた謎に、2021年ついに物理学が有力な答えを出した。事実・証言・諸説・検証を分けてたどる。

眠っていた事件が、DNAで目を覚ます──コールドケース解決の最前線
凶悪事件が未解決のまま何十年も眠る「コールドケース」を、DNAが次々と解いています。2018年に半世紀逃げた連続殺人犯をGEDmatchの系図照合で特定(捜査的遺伝子系図=IGG)、2026年にはオレゴンの30年前の事件も再鑑定で決着。一方で他人の遺伝情報まで使われる懸念も。事件を解く光と、プライバシーの影を、事実と教訓に沿ってたどります。

51年解けなかった暗号──正体不明の「ゾディアック」と、市民3人が挑んだ謎

